Park S

公園の窓際   2016

都心のビルに囲まれた大規模な公園内にある休憩所のコンペ応募案。

​コンペでは公園内で煙草の喫煙者と非喫煙者が共存できる場の提案が求められた。

私たちの提案は以下のとおりである。

公園の中に家の欠片を点在させる。それらの欠片は家の、窓があるその周辺を切り取った形をしていて、欠片同士が近づきあっているところは小さい家のように、離れて向かい合っているところは広い家のように、様々な広さを持ったまとまりを感じられるようにちりばめられている。ある日ある人が窓辺で煙草を吸い始めたら、窓のそちら側が喫煙場所になり、窓の外側がタバコを吸わない人たちの憩いの場になる。次の日には喫煙場所と非喫煙場所が逆になっているかもしれない。大きな公園の風景を共有しながらも窓を介してこちら側とあちら側がやわらかく分かれていることにより、人々が自分の居心地の良い場所を選んでいけば、自然と分煙されていく場所を提案する。

©  TAKU NISHIKAWA HARUKA HIRATA ARCHITECTURE OFFICE