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一級建築士事務所
西川拓平田悠
TAKU NISHIKAWA
HARUKA HIRATA
ARCHITECTURE
OFFICE
ドイツ フランクフルトで開催されたISH2017でのTOTO社 展示ブースの会場構成。
トイレやシャワー、水栓金物、浴槽が展示された柱を木に見立て、林立させることで森が形成される。
極力壁を排除した展示会場とし、抜けの良い心地よさを生み出すことができた。
森を巡っていく過程でその有機的な特徴が、そのまま製品の特長として自然に感じられるよう、
「木」の植生の違いによって展示品のカテゴリーを、粗密によって展示品同士の関連性を表現した。
また広大な全体会場の中でここだけが45°振れたグリッドできている。
斜めに構成された森は対角線上に抜けを作り出し、会場の端から端までをひとまとまりの領域に感じさせる。
また一本一本の木は斜めに生えていることで、全体会場のグリッドに対して二面が同時に視界に入り製品情報をより多く、
自然に伝えられる。
情報過多にならざるを得ないメッセ形式の展示会場において、居心地の良さそのものを価値として体現し伝えることができた。
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