夫婦と子供の三人家族のための家の計画。 敷地周辺は建築協定により、ゆったりとした街並みと緑が多くある景観が保たれた地域。 家の1/4の気積が街の余白(緑、空地、空)に明け渡されているような住まいをつくった。 そうすることで敷地一帯が持つゆったりとした質を家の中に取り込み、
「敷地と住む」という豊かさを享受できるのではないかと考えた。
photo 中島悠二