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黄金町のいえ  2017

 水谷俊博建築設計事務所での担当物件。

 敷地長手が線路と近接しており、第一に騒音配慮が求められた。建物全体をコンクリート壁で覆い、壁面開口を極力少なくしながらも、2層分の内部空間をほぼワンルームとすることで、大きな気積のある開放性を確保している。閉鎖的でありながら開放的でもあるという、相反する状態が同居しているような環境を目指している。

 すぐ隣ではハイスピードで電車が通り過ぎていく。日々移ろいゆくこの風景と静かに繋がりながら映し出すような場所になることを意図している。

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